初雁幼稚園は、年長組になると夏に草津まで2泊3日のキャンプに行きます。キャンプと言っても、テントに泊まるわけではありません。マーガレット館という施設に泊まります。このマーガレット館は、昔イギリスから来たコンウオールリー女史がハンセン病患者の子ども(非感染)たちが親と離され寂しくないように、一緒に過ごすために建てられた施設です。この女史はハンセン病患者のために尽力され、子どもたちのためにも働いてくださったことから、みんなは親しみを込めて「リーかあさま」と呼んでいました。このリーかあさまがいらした草津に行き、マーガレット館に泊まります。
なぜ、2泊3日かというと子どもたちがありのままの姿をお互いに出し合いながら、嬉しいことも楽しいことも、困ったことも、悲しいことも、色々なことを経験し合うにはこのくらいの長さが必要だからです。一泊だと、なんとか頑張れば乗り越えられます。でも、2泊となれば、ありのままの姿や感情が溢れてきます。その時こそ子どもたちの育ち、育ち合うチャンスだと思っています!だからこそ、2泊3日を過ごした子どもたちの成長はすぐには目に見えないけれど、大きく、そして友だちとのつながりはとても深く、強いものになります!
さて、今年のキャンプはというと…
先生たちの予想とはうらはらに、ちょっぴり緊張しつつも、ウキウキ楽しそうに集まってきた子どもたち。「エイエイオー!行ってきます!」と元気いっぱいに出発しました。見送る家族の皆さんのほうが寂しさが大きかったのではないでしょうか。

  バスの中ではイントロドンや風船回し、ビンゴゲームで盛り上がりました!笑い声と期待でワクワクがいっぱいです。

風船を割らないように、テープを一枚ずつ剥がしてみよう!

ビンゴゲームのカード!私たちの数字が全部出てきたらビンゴ!

ビンゴカードの数字は自分たちで数字のくじを引いて決めたよ!


  おのこに着くとトイレに寄って、小さな公園で休憩&おせんべいタイム!空気を吸いながら田んぼに囲まれた公園には小さなカエルやバッタがいたり、滑り台を楽しんだりちょっと体を伸ばしてリフレッシュ。

みてみて!ここにバッタがいるの!わかる?

思いっきり遊んでリフレッシュ!

ハイチーズ!再び出発!


  次に向かったのは草津運動公園です。「ねえ、まだ?まだ?」と何度もバスから窓の外を眺めていた子どもたち。  途中、車が走ると草津節が流れる道路(メロディーライン)を通って、みんな耳を澄ましてみたのですが…バスのエンジン音ばかりが聞こえて「えっ?もう終わったの?」とキョトンとした後、笑ってしまいました!

  さて、運動公園に着いたら「お腹すいた〜」という声。そうです、もう12時!みんなで湧き水で手を洗い、シートを敷いてお弁当にします。お弁当を開けて子どもたちの顔は笑顔と嬉しさに溢れました。 お家の人からのお手紙が入っているのを見つけて、嬉しそうに読んだり、読んでもらったり。遠く離れても自分のことを思ってくれている家族がいることを感じ、改めてパワーが出てきたようです。さらにお弁当も美味しくいただき、心身ともにエネルギーチャージ!森の中の散策も楽しみました。湧き水が飲めるようになっているところに子どもたちは集まり「おいしい〜」「冷たいね〜!」とお互いの顔をみて感動していた子どもたち。「草津の水は違うね〜」としみじみ話している姿は微笑ましく、こちらも笑顔に!

つめた〜い!気持ちいいね!

お家の人からの手紙やお弁当は子どもたちの背中を押してパワーをくれます!

森林の中は涼しくて気持ちがいい!ぬかるんでいるから気をつけてね!

湧き水、おいしい〜!!


    子どもたちは一人ひとつ、インスタントカメラを持ってきています。自分の目で見たキャンプの様子をおさめます!この運動公園でも思い思いのところでパチリ!この2泊3日の間でどんな写真が撮れるのか楽しみです!

   さて、ここを出発して向かうのはマーガレット館。「マーガレット館に行くよ〜」の先生の声に、「わーい!」と喜んで並び始めた子どもたち。嬉しすぎてか、リュックを背負い忘れる子が続出!「あっ、そうだった」と背負う姿は、待ちに待った場所に行ける喜びが溢れていました。

   マーガレット館に着いてからの様子は次の記事で…!